人生という投資が右肩上がりのプロ引きこもり(@luckyman0302)だ。やほ。
僕は大のマンガ好きなんだけど、普段マンガを読まない人でも絶対に読んでほしいマンガがあるんだ。これはそこらの実用書よりも圧倒的に得るものが多い、だけどすごく読みやすいマンガ。
みんな「人生をよくしたい」と思ってるはずなんだけど、人生に勝ちたい人はこのインベスターZを絶対に読むべし!と強く思う。今回はその理由をまとめていく。
投資マンガ「インベスターZ」とは?
と、僕は解釈してる。
実際、投資の話やお金そのものの話だけでなく、教育や日本の価値観がどう作られたのか?などの「学校では教えてくれない」内容が盛りだくさん。小学校の時に読みたかったマンガナンバーワンである(ヒキコモリズム調べ)。
「インベスターZ」のあらすじ(ちょっとネタバレ?)
北海道札幌市にある道塾学園は、全国屈指の学業成績を誇る私立の男子中高一貫校。炭鉱開発や漁業によって財を成した豪商・藤田金七により創設された。彼の方針により、開校以来生徒やその家族には授業料などの金銭的負担を一切かけないことになっている。
入学試験満点の成績で道塾に入学した財前孝史は、始業初日の放課後に野球部の活動に加わろうとしていたところ、ちょうど野球部まで案内するという先輩に出会う。しかし、行先は校内図書館奥の扉からさらに先にある地下室であった。
そこでマージャンをして遊んでいた数人の生徒は、自分たちは学校の運営資金を稼ぎ出す「投資部」であると名乗る。
財前は、得体の知れない投資部という存在に疑念を抱きながらも、マージャンで遊べるのならということで活動に参加することにする。
引用:wikipedia
要約すると、名門学校にトップで入学した財前という普通の少年が、投資部という学校公認の裏組織的な部活に招かれて、投資を通してお金や仕事、人生そのものを考えていく…みたいな感じ。
投資でぼろ儲けして….!!みたいなテーマ性の作品ではなく、あくまで投資というテーマから人生を考える教育マンガだなーと僕は感じてる。だから投資で稼ぐノウハウみたいなものが書かれてるわけではないよ。まあ、捉え方次第ではヒントにはなるけど。
インベスターZのなにがおもしろいのか?
僕はこのマンガはワンピースやキングダム同様大好きで、過去に読んだマンガでもトップレベルにおもしろいと思ってる。んで、これ読んだ人が全員「めっちゃおもろい!」って言うだろうなとも思ってるくらい、おもしろい。
なので、僕解釈にはなるけど、インベスターZのどこがそんなにおもしろいのか?をまとめておく。
インベスターZは学校では教えてくれない経済の歴史が学べる
僕らはものすごい長い時間学校に通うけど、実際社会に出て役に立つものはほとんど学べない。
- 算数
- 国語
- 社会
- 理科
- マネーリテラシー
- ビジネス
- 経済
- 投資
- 歴史の本質的な部分
- ITリテラシー
以下にインベスターZで学べるお金の本質をちょっと紹介する。
Q、日本人はいつから貯金好きになったの?
僕らは物心ついた時から銀行に貯金をするようになってて、それがいいことだって思ってるよね。でもこれっていつどこで誰が「貯金はいいこと」って決めたの?タンス預金じゃダメなの?
このコマでわかるように、日本人が貯金をよしとしたのは「政府のプロパガンダ」のせいだってことだね。つまり、政府に踊らされてるってこと。
僕らは仕事して儲けたお金を銀行に預けてるけど、それってご親切に「銀行さん、僕が汗水流してもらったお金渡すからこれで儲けてください」と資金提供してるようなものだってことになるね。
つまり、人が儲けるために自分のお金を預けてるようなものと。でもそれの見返りは今は0.01%とかもはやないに等しい。それなら投資した方がいいよねって話。
僕も今は投資も投機ももやってるけど、まあ銀行に預けるより生きたお金になるね。笑
とはいえ、手元のキャッシュはしっかり残すのは大事。預金残高を一定額残して、あとは投資に回すのが賢いなと。僕は生活費=消費は減らして、貯蓄は最小限にして、余ったお金はFXなどに回してるよ。
Q、お金ってなんなの?
そもそもお金ってなんだろうか?と考えることって少ないよね。ものを買うための道具なのか?それとも宝のようなものなのか?
なんであんな1円の価値も本来ない紙切れでものが買えるのか?
- 昔は物々交換の社会だったけど、知らない人相手の場合持ち逃げリスクなどがあって心から信頼できる人間関係はなかった。(言葉通じない人と物々交換できるか?)
- でもお金ができたことにより、明確な「交換のための道具」ができたので、人を信用しやすくなった
- お金という明確なものができたから言葉が通じなくても信用できるようになった。(海外でもお金があれば信用されるよね)
インベスターZの「人生の投資」に勝つための名言たち
僕がインベスターZで好きなのは、そのズバッとしたものの言い方。日本ではオブラートに包んだ物言いが好まれるけど、インベスターZは、一般的には汚い話とされる「お金」をテーマにズバズバ本質的なことを書くからおもしろい。
ぼく自身が「世の中金だろ?」って思ってるので共感しかしないんだよね。
以下にインベスターZに出てくる至極の名言たちをご紹介する。
「株に限らず物事には出口戦略が絶対必要だよ」
これな!って名言。
人生なんとなく仕事選んだり、何か始めたりって人は多いけど、どこで出口を作るのか?を決めるのは本当に重要。サラリーマンになるにしても、
- なんのためにこの会社に入るのか?(エントリー理由)
- どの段階で次のステップいくのか?(出口戦略)
出口戦略とは、利確と損きりのこと
人生という投資に関しても、利確と損きりってあるよね。
自分が取り組むことの出口戦略を考えるときは「利確と損きり条件」を決めておくと迷わないよ。例えば、ぼくがサラリーマンとして不動産ベンチャーに就職したときは、
- 家族のために出世して大きなお金を稼ぐ:エントリー理由
- 会社に何か不穏な雲行きが出たら辞める:損きり条件
- 出世して他から高待遇でのヘッドハントや転職ができるようになったら辞める:利確条件
こんな感じで出口戦略をしっかり決めておくと、迷わず人生渡り歩けるよ。
「リスクとは自分がなにをやってるかわからない時に起きる。成功したいなら勝つためにまず相手をしれ。」
これは世界一の投資家であるウォーレンバフェットの言葉でもあるんだけど、超本質的。バフェットの言葉はとても役に立つので、この人の本も合わせて読むとより学びが深まるよ。
また、これは孫子の兵法でも言われてること。
また、世の中「なんだかよくわかんないけどとりあえず周りがやってるからそうする…」って人はとっても多いよね。就活でも仕事でも副業でもそう。でも、何をしてるか詳しくはわからずにやってるってよく考えるとおかしなことだよ。
就職をなぜするのか?どういう就活が好ましいのか?
を知らずに就活してる人が多いから、きっと採用されずに何百社も放浪するんだろうしね。その時間ってめちゃくちゃリスク。でもしっかり考えて、
- どの業界に自分がいくべきか?
- その業界が求めてる人物像は?スキルは?
- 競合となる新卒はどんなレベルの人が多いのか?
また、そもそも就活の仕組みすら知らずにやってる人って絶対多いよね。
「秩序と高い文化があっても報われない人が山のようにいたんだ!貧乏こそ諸悪の根源!貧乏は絶対に不幸なのだ!」
世の中金やで!!
ということだね。例えば日本でも、秩序も文化も世界最高レベルだけど、その代わり自殺者も多ければ精神病に悩まされる人もとても多い。華やかさの裏で、風俗で働かないと生活が持たない人だって多い。
まさに現代の日本が「高い秩序があっても、文化があっても不幸になるの証明」だよね。でもそれらの問題って基本的にお金が原因だったりする。
- ハードワークすぎてメンタルがやられる:お金があれば解決
- 生まれた時からお金がなくて生活が貧しい:お金があれば解決
- 奨学金の返済が…:お金があれば解決
人生という投資で勝つために、日本人はインベスターZを読もう
人生は生まれてから数十年かける投資。これは本当にしっくりくる表現。投資で大負けして悲惨な人生を歩む人もいれば、投資で勝って素敵な人生を歩む人もいる。
全ては自分の時間とお金と体力をどう人生に投資するのか?という判断によるんだよね。
その判断基準を養うために、インベスターZという漫画はものすごい参考になる。この記事で紹介したコマやセリフは6巻までだから、全17巻ある今、いかに内容が充実してるかがわかるでしょ?
ぜひあなたにも読んでほしい。あとこれ全学校に置いておいた方が将来の日本よくなりそう。笑
(引用/出典:「©三田紀房/コルク」)
おすすめ記事:人生のどん底で「もうだめだ...」と這い上がれなくなったら読む記事
知ってた?:解約違約金も縛りも3日3GBなどの速度制限もないポケットWi-fiが最高すぎる