松岡修造氏はただの暑苦しい人ではなく、生きるヒントの宝庫だった

松岡修造さん。錦織さん、国枝さんの前に日本が世界に誇る名プレイヤーとなった偉大な人物だ。そして、今は修造さんのいる場所で日本の天気に影響がでるほどの太陽神ぶりを発揮してる神でもある。そんな修造さんの著書を読んだところ、わかってしまった。

ぼくらの知っている松岡修造さんはまったく別人なんじゃないか?と。本当は、誰もが学べる生きるヒントの宝庫なのでは?と。この記事ではそう思った理由を本を引用しつつまとめていく。すべての引用は以下の書籍から。

松岡修造さんは本当は繊細な人で、努力家だ。

この本を読んで、ぼくはあの暑苦しい松岡修造さんとのギャップをものすごく感じた。ふだんは正直隣にいられたら疲れそうなくらいの暑苦しさだけど、実際はものすごい繊細な方なのではないだろうか。そして勤勉な方だ。この本からだととても暑苦しさは感じない。

そういう意味で、松岡修造さんの中身を知ることができて非常におもしろいのだ。そして松岡修造さんから生きるヒントがもらえるのでここから少し紹介しようと思う。

自分の人生を生きるのは、自分しかいない!代わりのいない、己の人生を充実させるためにすべきこととは何か?それは自分自身を知り、心の声を聞いて、本気で生きること。その方法を松岡修造が伝授。自分の取扱説明書を書く、目標達成ノートを作るなど、70の具体的なヒントを元に、自分をより輝かせる生き方へと導く一冊。

引用:本気になればすべてが変わる。生きる技術を身につける70のヒント

日記を書くと、自分のことがわかる

「日記を書いて読み返すようになってから、自分の長所と短所がものすごくよくわかるようになりました。もっと早くから日記をつけておけばよかった。

これは本当にそうで、ぼくもブログを書いてるので非常に共感。ブログもある種日記だしね。ブログを書くと自分の中の思わぬ発想だったり考えがアウトプットされるので、自分のことが相当客観視できる。書くって行為は自分と向き合うプロセスでもあるから、これはほんと。

自分のことがわからん!って人はぜひ日記でもブログでも書いてみたらいい。

弱気になる自分を、自分で奮い立たせていた

ふだん熱くて強いイメージのある松岡修造さんだけど、実は弱気で、その弱気になった自分を奮い立たせていくためにああいう熱さを出してるんだっていうことがわかる記述があった。本当は誰よりも弱気だから、誰よりも熱い自分を演じて、そこで自己洗脳をかけていたんだということ。

これっていろんな人と絡んでると感じることはある。ふだん人前で明るい人に限って、じつは根暗だったり引っ込み思案だったりすることは多い

世界各国を転戦しているので家庭というものがなく、心おきなく休養することができないのがつらくて、「日本に帰りたい」と何度思ったかしれません。そのたびに日記帳や目標達成ノートを読み返し、「俺の目標は何だ? 思い出せよ! 世界ランキング一〇〇位以内に入ることだろ?」と自分に言い聞かせ、「まだ十九歳じゃないか。頑張っていこうよ!」と、気持ちを奮い立たせていました

実際自己洗脳の効果はすごい

ぼくもかなり弱気で自信がないタイプなので、常に自己洗脳をかけている。自信満々にみられるけれど、それは自己洗脳の一環だ。本当は弱いからこそ、常に逆の態度でいる。無理やり笑うと不思議とたのしくなるように、無理やりできる自分を演じることで、できるだろっていうノリだ。


その結果、ブログで食えるようになったり、海外移住の可能性がでてきたり、会社役員になったりを実現してきたのだ。

  1. ぼくがブログを始めたこの1年で得たもの
  2. さようなら、日本。25歳引きこもり、海外移住するってよ
  3. 引きこもりブロガー、会社役員になることが決定

自信過剰なわけではなく、「絶対に勝てる」と自己暗示をかけているうちに「根拠のない自信」が生まれていく

ネガティブな言葉はあえて言葉にしない

現代人はネガティブワードを気軽に使うようになってるけど、これらの言葉はいい結果を出さない。一瞬のストレス緩和にはなるけれど。修造さんは自分も子供にもネガティブワードは禁止しているそうだ。

自分や周囲のやる気をそこなう言葉は禁止!

  • できない、無理、やだ
  • むかつく、ウザい
  • ビミョー、どっちでもいい
  • でも、だって、キレそう

「できない、無理、やだ」は、何かに挑戦する前からあきらめ気分になっているとき、思わず出てくるもので、自分の可能性を封じ込めてしまう言葉です。 「むかつく、ウザい」は、やる気のない自分をごまかし、気にいらない誰かのせいにする言葉。口にするたびに、自分も周囲もどんどんイヤな気分になっていきます。 「ビミョー、どっちでもいい」は、自分の頭で考えることから逃げている言葉。

「でも、だって、キレた」は、自分の失敗をきちんと受け止めていない言葉です。「俺、キレちゃってさ、そこで終わっちゃったんだよ」などと言うのは、キレた時点で「責任は自分にない。だからしかたない」と言い訳をしている。

これを読んで、ぼくも気をつけようと感じた。無意識で使ってるかもしれないしね。

「鈍感力」を鍛えると、パフォーマンスがあがる

人は誰かと比べる生き物で、それによってテンションがあがりさがりしてパフォーマンスが変わる。スポーツでも仕事でも恋愛でもなんでもそう。そうすると無理やりきばったりしてしまい、余計な緊張が生まれてうまくできなくなる…って経験はみんなしたことあるはず。ない?

そこに関して修造さんはこう言っている。

緊張を消し去るために大切にしているのは「鈍感力」です。  これは、「今日は体調が良くない」「ライバルがすばらしい演技をした」といった自分にとってのネガティブな情報を、一つずつ「ああ、そうなのね」という感じで消し去っていき、気にしないようにする力のこと。つまり、使わなくていい神経は鈍いほうがいい、という発想でドンと構える、積極的な鈍感さです。  ポジティブ思考で「大丈夫だ、俺は」と自分を鼓舞するのではなく、あえて鈍感になる。

これ、いいなって思った。ポジティブ思考って、無理やりやると疲れる。それでできなかったときにさらに疲れる。でも「ふーん」って感じでスルーしていくと、自分のことだけに目を向けられる。そういう意味で鈍感になると、たしかに気が楽だ。

よくわからないマウンティングに巻き込まれることもなくなるし、いいね。ぼくもこれ見てさらに鈍感力を鍛えるべくいろいろやっている。

迷ったときは、楽な道を選ばない

人間楽したい生き物だから、みんな楽な道を選ぶ。それは当たり前だ。でも、あえてそこで楽な道を選ばないことで成長できるってやつだ。これ、大事。まあ、そんなぼくは楽したいんだけどね!

修造さん、気をつけます!

「迷ったときには必ず、つらい道とラクな道がある。人はどうしてもラクな道を選びたくなるけど、一度ラクな道を通った人間は、次もラクな道を選んじゃうことが多いんだよ

イライラしたら、さっさと許す

人はいい記憶より嫌な記憶のほうが残りやすい。人間はもともとネガティブに敏感にできていて、ぼくもそう。いいことよりも悪いことのほうが覚えてるし、一度イライラするとけっこう長い間嫌な気分のままになる。

でもイライラは大きくなる一方で、なかなかなくならない。なにか気を紛らわすことをやってはじめてイライラしなくなる。どうやらイライラはそのままにしておくと増大するらしい。修造さんもこう書かれている。

新幹線が駅をどんどん通過していくように、イライラはすぐ通り過ぎてしまうものだから気にしない。停車すると、それはどんどん大きくなってしまう。

そうだなー…と。イライラしたままで気にかけてると、憎しみに近いくらいそれが膨らむ。でも上記のようにイライラを景色のようにスルーしてみると、なんか大したことなかったな…と実感できる。やってみたけど。

このイライラ時間は不快だし生産性ないし、いいことがない。だから、イライラを景色としてスルーしてしまうといいようだ。

松岡修造さんからは生きるヒントをたくさんもらえる

テレビをみてると「とにかく熱い人」という印象が強く残りすぎて、ちょっと笑ってしまう方だけれど、ぞの中には繊細さや冷静さや理論がしっかりとあるんだということがこの本を読むとすごーくわかる。だからこそ過去の日本人プレイヤーの中で偉大な結果を出し、今も最前線にいるんだろうと。

そして、多くの子供たちに影響を与えてるんだろう…と感じだ。しっかりとしたモノがあるのだ。

この本を読んで、テニスプレイヤーやタレントやお父さんとしての修造さんではなく「ひとりの人」としてめちゃくちゃ尊敬できる人なんだなと実感。そして、ぼくもそういう人になれるよう日々意識していこうと。修造本、おすすめ。夏休みにどうぞ。

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