「普通」という最上級のステータスを持ってて、なにを求めるの?

ネット上をみていると、最近こう思う。「なんかみんな特別ななにかになろうと必死だな…」と。周りからみて、魅力的であるように、羨望をうけるように、チヤホヤされるようになりたい、ありたいっていうのをビンビン感じる。

でも、ぼくはこれになんだか違和感を感じてならない。いったいみんななにを目指してるの?普通じゃダメなの?って。

「普通」に価値がなくなってる

今は便利だし、ネットを使うとコミュニケーションが気軽にとれる。そのせいで、他人のライフスタイルにも簡単にアクセスできるようになった。言い換えれば自分ではない、全くちがう誰かのライフスタイルが自分に干渉してくるようになった。

そのせいで、いわゆるリア充だとかセレブだとか、そういう「キラキラ系」と呼ばれるライフスタイルがもてはやされるような風潮ができた。テレビでもネットでも変わらない。まるでハリウッドスターのような、そんな感じの生活に誰しもが憧れるようになったわけだ。

その反動として「普通」というものが陳腐化して、ダサいと思われるようになってしまったようだ。そうして「普通でない自分をアピールする」という文化が生まれた。

もうインスタグラムなんて、そんな感じすぎてなんか違和感しかない。

「普通」のなにが悪いんだろう?

ここで考えたいのは、普通ってそんなダサいし悪いことなの?ってこと。

誰もが普通でない特別ななにかになろうとして、切磋琢磨している。それは悪いことではないけれど、気づけばそれで消耗してる人って多い。普通でない自分を見せることに固執して、弱い自分だったり素の自分を隠して生きてる人はかなり多いと感じる。

でも、よく考えるとこの「普通」っていうステータスはかなり贅沢なものだ。いや、ほんとうに。ぼくは普通になりたくって仕方がない。

世の中には「普通」になりたい人が思ってるより多い

ここでいう普通の定義は、家族がいて、食うのには足りる金があって、家もあって仕事もあり、かつ健康の状態をいう。

でも、今の時代これらが欠けてる人だって多いのだ。生まれながらにしてお金がなかったり、親がいなかったり。家族に問題があったり、不健康だったり。そういう人は、普通からマイナスにそもそもある人なのだ。

そういう人はなんのへんてつもないけれど、なんの不足もない「普通」になりたい…と強く考える。生まれながらにして巨額の負債を抱えたものは、それがない普通の経済状況になりたいと考えるだろう。

ぼくは生まれながらに不健康だから、普通になりたい

ぼくは生まれながらにしてアトピーだ。現在進行形で悩んでいる。

ぼくにはきれいな肌でいた時代がない。どんなに健康に気をつかってても、なかなかよくならない。常にかゆいし、荒れている。温泉で脱げば視線を浴びる。どんな偏食をしても、不摂生をしても肌がすべすべてかゆくもないって人がうらやましくて仕方がない。

ぼくは「普通の肌」が欲しい。

ぼくにとって、普通の肌というのはなににも代えがたい高級品だ。その肌があったらぼくは普通に人目を気にせず脱ぐことができる。つまり海やプールを思う存分楽しめている。その、普通が喉から手が出るほどほしい。

お金で手に入るなら買いたいレベルだ。普通というのはそんだけの価値あるステータスなのだ。全然陳腐にも感じないし、ダサいとも思わない。

「普通でありたくない」なんて悩みは、恵まれてる普通な人の贅沢な欲求なのだ。

世の中の8割の人は「普通」という最高級のステータスを持っている

これはよーく考えてみて欲しいんだけど、家族がいて、友人がいて、ある程度の金があって、仕事もあって、家もあって。そしたら他になにがいるだろうか?

足りないものって、なくない?

特別なライフスタイル?たくさんのお金?羨望?それって生きる上でそこまで重要なんだろうか。そこに時間や労力を割くのであれば、もっとその日に多幸感を感じるものに使ったほうが気持ちよく死ねるはずだ。

特別になりたい…なんてのは、最高級のステータスをもったブルジョワたちの戯れだ。自分が普通だと感じているあなたは、普通という最高級のステータスをもったブルジョワなのだ。

ぼくは普通になりたい

ぼくは健康面で大きく普通からマイナスだ。

それを働き方などで多少ゆとりをもってバランスとっているにすぎない。これがなかったらただの欠陥しかのこらないのだ。だからぼくは、普通になりたい。普通の生活ができる、普通の健康体になることほど、幸せなものはないのだ。

普通の生活ができてるあなた。あなたは幸せものですよ。それ以上を求める必要性は、本質的にはない。今その生活ができてること自体が、貴重で、特別なんだから。

お金でも買えない「普通」というステータスは、あなたが思ってる以上に価値がある。海外にも行ってみれば、あなたの普通がいかに贅沢かは身をもって感じることができるだろう。

ぼくらは、あなたはすでに最高のライフスタイルを手に入れている。

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