プロ引きこもりのヒキコモリズム井上(@luckyman0302)だ。
ブログなどのウェブで発信する人は今後増えるだろうし、増えてる。でも、増えるってことはライバルがめっちゃいるってことだ。つまり読者からすれば「お前誰やねん?」って思われやすいってこと。
もうただ発信すれば読まれる時代じゃないのだ。そこで大事なのが「読者に覚えてもらえるプロフィールの書き方」だ。
ブログは何を書くかよりも誰が書いてるのか?が重要
昔のように発信する人が少なかった頃は、単純にいいことを書いてれば読まれた。なぜならライバルがいないから。でもいまは一億総発信者時代と言っても過言ではない。つまり、あなたの発信することは他の誰かが絶対発信してるのだ。
つまり、内容が似てるのであればあとは「誰が書いてるか?」になる。
例えばこの記事も、僕が書いてるのと同じことをホリエモンさんが発信してたら、文章は同じなのに重要さの感じ方が違うはず。これが「誰が書いてるか?」の違い。書き手の認知がないと、文章の価値も効果も下がるのだ。
この記事も、僕を知ってて信用してる読者さんは納得するけど、一見さんは「本当に?」って思う感じ。もし僕が顔も名前もプロフィールも出してなかったら、信用しにくくない?
ブログで「誰?」を表現するのが、プロフィール
もちろん、記事で顔出すとか人間性出すとかそういうのもできるけど、一番わかりやすいのはプロフィール記事だ。僕の場合はこちらにプロフィールを書いている。で、この記事を記事下またはトップページ上部に配置している。
このプロフィールは、このヒキコモリズムというブログに来て記事を読んでくれた読者が、
- このブログは誰が書いてるんだろう?
- この記事すごくよかった!どんな人が書いてるんだろう?
と思ってくれた時に読むことを想定してる。実際月間でこのプロフィールへのアクセスはかなりある。ブログ名で検索する人が多いことからも、覚えてもらってることが想定される。
記事で興味づけ→プロフィールで信用をもらう
記事で発信内容に興味を持ってもらい、プロフィールでしっかり自分のことを知ってもらい、さらに深く興味を持ってもらいつつ信用を得る。このためにプロフィールは気合い入れて書くのだ。どんなにいい記事書いてても、プロフィールが魅力ないだけでなんか興味薄になりそうでしょ?
就活でもなんでも、自己PRのうまい人は興味を持ってもらいやすい。いいこと言ってても、それがないと覚えてもらえない。まあ就活したことないんだけどさ。
あなたの今のプロフィールは魅力的だろうか?
あなたのブログを魅力的にするプロフィール記事の書き方
繰り返すけど、ただプロフィールを書いてもだめ。履歴書じゃないんだから。
ちゃんと読者の心の琴線に触れるようにしないといけない。これを実現するために必要はものが以下の2点だ。
- ストーリーライティング(ヒーローズジャーニー):人生とストーリー仕立てにする=共感作り
- ペルソナマーケティング:誰が読むか?をしっかり
プロフィール記事の書き方を動画にしてみた
流れをわかりやすいように動画にしてみたのでご覧あれ。
こちらはヒキコモリズムの在宅で稼ぎちらかすサロンで公開してるものです。音声メインなので倍速再生がおすすめ。
プロフィール記事ライティングの参考書籍
魅力あるプロフィールを作るストーリーテリング(ヒーローズジャーニー)とは?
簡単に言えばストーリを作るってこと。
「ストーリーテリング」とは、伝えたい思いやコンセプトを、それを想起させる印象的な体験談やエピソードなどの“物語”を引用することによって、聞き手に強く印象付ける手法のことです。
引用:コトバンク
ジョゼフ キャンベルは、数々の神話を研究していくうちに、共通する一連の流れがあることを発見しました。それを、「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」と名づけました。
1.Calling(天命)
2.Commitment(旅の始まり)
3.Threshold(境界線)
4.Guardians(メンター)
5.Demon(悪魔)
6.Transformation(変容)
7.Complete the task(課題完了)
8.Return home(故郷へ帰る)
人は圧倒的にストーリーに弱い。映画やドラマで感情移入するのは「ストーリー」があるから。逆にこれがないと人間は感情移入できない。長年付き合った恋人との別れがしんどいのは今までの思い出(ストーリー)があったから。逆になんのストーリーもなかった人と関係を切るのは何も感じないでしょ?
本がずーっと同じテンポで続いたら感情移入も何もないはず。いいときがあったり悪い時があったりして抑揚や緩急があるから、引き込まれるし、飽きないわけだ。
自分に共感させたいのであればその心理を使ってみよう。ただなにしてる人…ってだけだとふーんって感じだけど、ストーリーを含ませることで同じこと伝えるのでも伝わり方が全然変わる。
ストーリーテリング×ヒーローズジャーニーの流れ
- 過去⇄未来への流れ
- マイナス⇄プラスへの流れ
上記2点を物語にすること。
映画とかよーく見るとわかるけど、だいたい構成なんて同じ。最初は紆余曲折あって最後はハッピーエンドっていうサクセスストーリーて多くない?あとは、平凡な人間があることをきっかけに非日常体験をし新しい自分になってから日常に戻る…とか。
最初は貧乏だった人がチャンスを掴んで大金持ち担っていくストーリだとか。またはその逆パターンだとか。絶対この行ったり来たりの構成になってる。
個人的に人気漫画のナルトなんていい例だと思ってる。
バケモノとして虐げられた子供時代→少しずつ仲間ができる→サスケという親友を失う→全て過去からの運命だったことが発覚→世界大戦で今まで虐げられて来たけど守るために最前列で戦う→バケモノと虐げられてきた子供がヒーローになる→子供の頃とは反対の平和で満たされて毎日へ…
この流れがストーリーテリングであり、同時にヒーローズジャーニーという型でもある。この二つは組み合わせるともはや映画の脚本作りに近いものになるんだよね。これは冗談でもなく、世の中のストーリーは映画も漫画も神話も全部これに当てはまってる。
プロフィールに対応したストーリーテリング(ヒーローズジャーニー)の時系列
↓
過去に戻る(非現実の旅):ここが一番長くなる
- 抑揚をつける(マイナス→プラスへ流れていく)
- 今の活動にいたった理由(why?を解決させる)
- 黒歴史はオープンに。そこが深いほどおもしろくなる
↓
未来(展望)
- 夢を語る
- 今の延長線上にどんな自分がいてどんな影響を世に出したいか?
↓
現在(回帰)
- 未来のために今こんなことやってこんな感じだという事実
- 過去があったから今こんな前向きになってるよ=マイナスからの脱却。プラスへの転換。
- もう一回自分のパーソナリティーをざくっとまとめる
↓
CTA(コールトゥアクション)
- SNSヘリンク
- サービス紹介
- ポリシーなど
ストーリーを作りやすくする「ペルソナマーケティング」
ペルソナ=想定読者っていうイメージ。
結局プロフィールも読者ありきなわけで、じゃあ誰に読んでもらう想定でストーリーを作るの?というところを考えないと効果半減。恋愛に冷めてる人に熱い純愛ストーリー読ませても無表情にしかならないでしょ?
「なにこのお花畑女子?二次元から出てきたの?」って。あ、僕のことなんだけど。
ストーリーも誰向けの?っていうのを考えないといけないのだ。
参考程度に井上は「在宅で稼いでのんびりくらしたい人にその方法を伝えるプロヒキコモリ」担ってる。よって、記事内容もプロフィールもそういう人たち向けにしてる。
- お金がなくて困り切った過去(金銭的挫折)
- 家族ができたからそのために社畜上等で頑張る
- お金はどうにかなったのに離婚
- 家族のために頑張ったのに報われない挫折(精神的挫折)
- そこから時間とお金が手に入る方法を探す
- 今に至る
逆に「人生楽しくウェイ!苦労?頑張る?そんなの知らないウェイ!」って絶望を知らないような10~20代前半は想定に入れてないのだ。響かないからね。笑
こんな感じで、誰のためのストーリーなのか?をしっかり考えることで、より読者に響きやすいプロフィールになる。これは就活でもそうでしょ。会社ごとに変えないとね。聞き手や読み手のこと考えないと。
ぜひ、書いてみて。これ極めるとセールスライティングにも繋がっていくから。
2017/4/24追記 :動画でプロフィールを描くという可能性
プロフィールは文章で書くものと思ってるそこのあなた!実はそうでもないんだよね。
僕は現在、動画でプロフィールを作成してる。もちろん、プロフィール記事はあるんだけど、動画でも作ってみたというところだ。現在海外で流行っているドローマイライフというものを使って顔もださずに自分のストーリーを動画にしてみた。それがこれ。
どう?文章で読むより、伝わったと思うんだよね。これが動画の力。
1000文字の記事よりも、8分の動画の方がストーリーは伝わるってこと。このドローマイライフを作ってから、明らかに読者さんの反応が変わった。
- お問い合わせや相談が増えた
- ブログのPVが上がった
- リターンユーザー(なんども記事を読んでくれる人)が増えた
- 収益が上がった
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