プロ引きこもり@luckyman0302)だ。どうもどうも。
今回は、対談ログを文章にしてお送りする。いかんせん対談が長いので2回に分けるよ。
Playersという総勢260名超のサロンを1ヶ月で作った現役コンサルタントであり、Outward Matrixという仕事系ブログをやってるshinさんと、15名近い稼げる人を出したオンラインサロンを1年間運営してるヒキコモリズムが「ブログとかオンラインサロンで稼ぐためには?」を対談してみた。
両名はブログ単体収益でも関連収益でもそれで生活できるくらいのレベルは稼いでいて、最近はやりのオンラインサロンに関していろいろ考えてることもあって対談しようということになった。両名のサロンで公開してたんだけど、今回記事でシェアすることにした。
対談の音声ログを公開
BGMで聴きながらどうぞ。また以下は文字起こし。文脈はすこしいじくってるのでご了承ください。あと、ハウリングしてる。ごめんなさい。
質問者「shinさん、オンラインサロン作るときに考えた戦略は?」
shinさん、オンラインサロンってどうやって作ったの?ですって。戦略的な意味で。
そうですねえ、一つはまずブログをちゃんと書くことですね。僕は仕事関係のブログ書いてるので、ターゲットが広いのでサロン入る人もいるのかな?って。で、有料noteを1.5万円ぶんくらい作ってたんですけど、これを月額制コンテンツに無料で組み込むことで、お得感をだす。
で、ちょっと打算的なんですけどいろんな人と仲良くすることですね。井上さんはじめ影響力ある人と関係つくていって、あとあとその人たちに広告してもらったり。これが3つめ。
(他の人と打算的に仲良くする!俺は打算でもできない…これが差か!!!!)
で、井上さんはじめ入ってたサロンの中で無料会員募集して、盛り上げてもらうってことをしました。これが4つ。これらが当たって一ヶ月で185人くらいいきました
ヒキコモリズム「なんでそんな集まるの?」
1ヶ月で180人とかバグってると思うんですけど、なんでそうなるの?
ターゲットがブログってのは狭いんですよね。でも仕事だとものすごい広い。とはいえブログしたい人多いんですけどね。
自分がやらなくってもサロン内の人がやってくれることで盛り上がるんですよね。
いろんな専門家の情報が受け取れるってうのはメリットですよね。
それはありますね。とはいえ本当に一人でそんだけ集まるのもすごいとは思いますが。笑
でもブロガレのあのぱきっとしたスクール系サロンをもう少し和らげたい…(自分のキャラがそうしてるんだけどねww)
質問者「お二人が考えるサロンはどんなの?」
色々あるけど一番いいのは主催者以外のディレクター的な人がいて、その人がコンテンツ格納してくれる感じですよね。自分が動かなくっても参加者が勝手に盛り上げる系の。それが一番いい形。とはいえ基本みんな受け身になるんだけどね。
僕はサロンに入った人がなんか色々できるようになる形がいいなって思います。いろんな専門家が絡まり合っていろんなメリットを得られる形ですね。
特化サロンか?幅広いサロンか?
いろんな専門家…っていうの聞いて思ったけど、俺もブログじゃなくて在宅で稼ぐサロンにすれば範囲広くなるなあ。そしたら変わるのかしら。絞りすぎかな。
そうですね。マーケティング的にはターゲット絞る方がいいと言われるけど、僕はあんまりやらないですね。
広くすればいろんな人にリーチできる。狭いとCVしやすいけどパイが狭まる。まるで雑記ブログか特化ブログかみたいな。
っていっても人数が多くてもそこから盛り上がるか?は別の話ですけどね。
はあちゅうさんやホリエモンさんのサロンに関して
あれはもうサロンというかアイドルビジネスですよね。
あの場合名前だけで集まるけど、僕らはそっち系ではないですからねえ。
そうなんすよねwアイドルどころか地下アイドルにすら及ばないwwww
笑。あの場合、適当なことしゃべってるだけで勝手に参加者が価値を感じてくれますしね。
そこ目指すために最初は価値提供をしっかりする必要はありますよね。
自分にあったサロンのタイプを見極めて設計しよう
サロンにも色々あるんですよね。
- ブロガレのようなスクールタイプ
- みんなでワイワイのサークルタイプ
- 参加者がガツガツ参加するいわゆるサロンの典型パターン
どれが自分にあってるか?を考えて運営することがおすすめ。
オンラインサロン作りにはふたつのフェーズがある。
僕はサロン運営には二つのフェーズがあると思ってて
- どれだけ入ってもらえるか?(集客)
- そのあとどう運営するか?(運営)
これを混同しない方がいいなって思います。
集める戦略ってのはまず「ターゲットがどれだけいるのか?」を考える必要があります。
- 自分のテーマに関心がある人は人口のどれくらいか?
- その人たちにどうしたらリーチするのか?
- リーチしても参加ボタンポチってもらうにはどうすればいいのか?
これを考えないとですよね。
例えばブログだとしたら、人口の1%くらいしかパイがないじゃないですか。僕はなんでそのパイで勝負するのか?は疑問なところがあります。
なのでこれからサロンで稼ぐとか思ってるなら、コアのテーマよりも広めのテーマ選定をした方がいいんじゃないかなって思います。
パイの狭い分野で勝負する場合、先行者優位になりがちなんですよね。
パイがせまいだけに早くパイをとった方がいいんですよね。そのあとにさらにターゲットに特化した分岐的なサロンも出てきますが、狭いパイで勝負するなら最初に包括的なサロンをやった人が勝ちます。
shinさん「井上さんはサロン内で盛り上げるために何してますか?」
え?実は僕は盛り上げようと頑張るほど逆効果なんですよね。笑
僕のサロンってスクールタイプでガシガシ学んで実践!って感じじゃないですか?その中でワイワイ感出すために頑張ってたんですけど、参加者からメッセきたんです。
「井上さんがそれやると逆にやめる人増えると思いますよ。多分井上さんのサロンってそういうの求められてないと思います。」って。
その時から盛り上げるのをやめたんですよね。盛り上げたいって人は勝手にやるっしょっていう放置マネジメントにしたんです。
けっこう普段から僕ってがっつりした動画とかアップするじゃないですか。それが普通になってるので、僕が余計にがんばりまくるほど「邪魔しちゃ悪い」って思われちゃう気がしてて。
デフォルトが結構頑張ってる感じみたいなので、頑張らないことにしたんです。とはいえ、本当はワイワイして欲しいんだけど、僕のキャラ的に僕からアプローチかけると「圧力」があるみたいでwwこの本当のキャラと持たれてるキャラの逆行には悩んでますね〜。
僕は色々ありますが、20:80の法則ってありますよね?あれはやはり強いので、80の沈黙してる人たちに直接メッセージ送ったりしてますね。あとは企画を多めにやったり。それで定期的に見ないとなーって思ってもらえるようにしてます。
そうですね。今って他にもいくらでも時間使うのあるじゃないですか。YouTubeとか。それらと比較して、一番面白いと思ってもらえれば勝ちだなって。そうすれば満足度上がりますし、シェアもしてくれるかなって。
あとは僕のサロンはショットコンサルをよくやるんですが、これも録音させてもらって、noteなどに横展開させています。
あとは結果出る人ってとにかくアウトプットファーストですよね?なので僕はそれをとにかくプッシュしてます。それを気軽にできる場がplayersなので。それをアドバイスすることでスレッド立てしてもらうことで活性化させます。
あとは笑顔大事ですよね。さえりさんすごかったですよ。
オンラインサロン作る時に、実際のフレームの作り方
ところでshinさんサロンの作り方の具体的な話しません?昨日「スキルがあるけどどうしたらサロンにできるのかがわかんない」て相談きたんですよ。これってけっこうみんな悩んでると思うんですよね
コンセプトとかタイプ選定とか、実際の運営とか。そこらへんってshinさんは感覚でできた感じですか?
僕は経験なかったのでパクリましたねえ。構成とか決済方法とか、スレッドの種類とか。
ってことはベースは外から持ってきてOEMする感じですね。
そうです。あとはそれをアップデートしていっただけです。あとはメンバーに直メッセとかして盛り上げてもらうとか、イベントをやったりとか。みんなを飽きさせないってことですかね。
中身はそれで、外枠の話も大事ですよね。今の話しって果物でいえば果実の部分で、その果実の前にある部分ですね。
そうですね、僕はきっかけ自体はやって欲しいって言われた言葉なんですが、そこからまず「ターゲットリサーチ」からはじめました。誰にうるのか?ってところ。ここは当たり前だけど、売る以上売り相手に合わせて作るようにしてます。
で、次にサロンのアウトフレームですが、もちろん、僕もパクった部分は多くって、イケハヤサロンとか他のブロガーサロンにはだいたい入りました。運営方法はそこからOEMしたのはshinさんと同じですね。この競合サロンにはいるのは、どんな客層がいるのか?ターゲットリサーチも兼ねてたのはあります。
で、次に各サロンに「あるものをないもの」をリスト化して因数分解しました。価格が高い…、オーナーとの距離が遠い、情報が凡庸的でない…などなど。ここは「差別化」をするためです。ズラしとも言いますね。
サロンの構成要素を
- 大体は他のサロンに似てるんだけど、
- 他のサロンにはないものをたくさん含ませておく
ってことをしました。
- 価格が高いなら、内容の質は変えずやすくする
- ターゲットが曖昧な場合は「こんな人は来ないで」みたいに顧客層を絞る
企画を作る段階で、他のサロンにないものを入れ、あるものはあるままにする…などとズラしをたくさん入れました。他のサロンで出てる要望で実現してないものは全部採用しましたね。
あとはshinさん同様、メンバーさんの声を聞いて随時アップデートしてますね。
僕も競合はリサーチしましたね。僕の場合競合はサロンというより研修会社などになるんですけど、そこの価格が高いので月額980円にしてたり
今後はどんなサロンがいいか?
それは間違いないwもはや酒池肉林の世界。ただ、包括的なブログサロンはよほどじゃないとしんどいけど、特化したブログサロンは100名ははいるでしょうね。ターゲット絞れば。ご飯食えるくらいにはなる。
でも今後は仕事とか英語とか。そういう一般層にリーチかかるテーマがいいでしょうね。
大事なのは二つですね。
- 競合とターゲットをしっかり調べる
- 歪みを捉えてそこで勝負する
これを意識すれば後発組でも稼げますね。でもこれをやらずに「稼げるからやる」だと苦戦するでしょね。
そうですねえ。あとは情報なんて最終的には無料になるので、いかにサロンをアウトプットできる場所にして付加価値をつけるのか?が大事になってくるでしょうね。
それな案件。サロンの本当の価値ってサポート価値だったりコミュニケーション価値ですしね。
オンラインサロンやブログを使って稼ぐについて考える①まとめ
- オンラインサロンには3種類ある:スクール系、サークル系、元祖サロンスタイル
- オンラインサロン作りの段階は3ステップ「企画、リサーチ、マーケティング」
- ズラしを入れることが成功のコツ
- 成約率重視なら特化サロン、リーチ重視なら雑記サロン
- 今後は一般層がなじむテーマのサロンがいい
- ブログサロンは特化させないと今後は厳しい
- 狭い市場で戦うなら先行者が有利。
この続きは明日公開!また、質問はLINE@にいただければお答えするのでお気軽にどうぞ!