クラファンで無名ながら200万円の支援を成功させたプロ引きこもり(@luckyman0302)だよ。
最近盛り上がってるクラウドファンディング。
これができたことによって「お金がない」という言い訳ができなくなった世知辛い世の中なんだけど、チャレンジしたいことがある人にとっては最高のサービスだよね。
そんなこんなで僕もつい最近までクラファンに挑戦してた。 その結果、200万円の支援をいただいてサクセスした。達成率は103%。どうにかスタートラインに立てた。
きた…サクセスした…。最後の最後で!一瞬寝落ちしたけど、これで安心。本当にありがとうございます!
日本伝統文化を世界に広めて、職人たちが海外で活躍できる場を作りたい!! – クラウドファンディングCAMPFIRE https://t.co/ZhIOzR7B3a — ヒキコモリズム井上@プロ引きこもり (@luckyman0302) 2017年4月10日
で、せっかくサクセスという体験ができたんだし、どんな風に取り組んだのか?をここにまとめておく。次に挑戦する人へリレーするためにね。
有料コンテンツに繋げることはしないよ。
ところでクラウドファンディングとは?
まずクラファンとはなんなのか?を書いておく。初めて聞く人もいるだろうしね。
クラウドファンディング(英語:Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。 ソーシャルファンディングとも呼ばれる。 引用:wikipedia
超簡単に言えばネット上で「こんなことしたい!」と声をあげると、それを応援したい人が資金やもろもろの形で応援してくれるつながりができる場所だね。
クラウドファンディングの種類
クラウドファンディングにもいろんな種類がある。自分がどんな企画をあげるかでどれを使うべきか?は変わってくると思う。
この「どれを使うか」は地味に大事かな。
人によって解釈は変わるけど、僕の中ではこんな感じで分類できると思ってる。
- 寄付型:一切リターンはなく、マジで寄付するイメージ
- 購入型:支援としてお金を投じてもらうけど、何かしらのリターンを用意する。いちばん一般的。
- 投資型:購入型のリターンがお金になるバージョン。ソーシャルレンディングが近いかな。企画者が資金を運用して利益出して金銭で返すイメージ。もっと言えば株式投資みたいなもんかな。これは投じた額以下になることもある。
NPO的な、ボランティア系の活動は①、なんかしらのリターンを用意するとかお店をオープンする人は②、起業とかそういうのは③ってイメージ。僕は購入型のクラファンを、CAMPFIREでやった。
ここは手数料が5%と他とは比べらんないレベルに安いのでおすすめ。
クラウドファンディングと投資って何が違うの?
お金を投じるってところは似てるんだけど、違うのが「ファンディングする人はリターンを期待しないし、される人はそれを保証する必要はない」ってところだね。
もちろん購入型の場合はリターンは用意するけど、金銭的に返すとかそういう関係ではないってこと。
これが投資期間とかエンジェル投資家だったりすると、当たり前だけど「で、それでどれくらいの利益になるの?」という話になるよね。それが商売なんだもの。
このある意味シビアさの面でお互いのスタンスが違うんだよね。
クラファンで資金を投じる人は、だいたいが一般人。
お金の貸し借りでもないので利息も発生しない感じ。なのでファンディングされる側は、ある種プレッシャーがない。
企画がなんかしらのエラーでダメになっても咎められることは基本的にない。
クラウドファンディングは金商法的に大丈夫なの?
これは投資型クラウドファンディングは微妙なライン。でも最近は、このタイプのクラファンに向けた規制緩和がされてる。
でも、いわゆる投資型ファンディングは金商法の許可業者かは確認した方がいいね。クラファン業者が資金を持ち逃げする…なんて可能性もあるし。
購入型や寄付型は、特段免許などはいらないので法的には問題ない。ただ、割とまだ日本では一般的でないので業者の信用性は大事かな。
ここら辺は安パイだと思う。
クラウドファンディングに対しての税金は?
ここら辺は正直まだ曖昧なところが多い。 ただ多くの人がやってて、かつ触れることの多い購入型のクラファンは支援されると「雑所得」の扱いになる。よって、所得が出ると課税される。
とはいえ、まあクラファンはあくまで儲けをだすのではなく資金なわけだから、基本的に全部経費で消えるものだという認識でOKかと。
ただし、リターンに対しての価格が高すぎると寄付扱いになるのでその場合は贈与税扱いになって課税率が跳ね上がるので注意! ここら辺はまた記事にしようかな。
さて、クラファンの説明はこれくらいにして、本題に入るよ。
クラファンで有名でもない一般人がどうしたら成功できるのか?僕なりの方法とコツを。
大前提としてクラファンはビジネスでもなければ集金サービスでもなければ金のなる木でもない
これは勘違いする人は多いし、僕もクラファンを始めるまでは正直「やれば支援してもらえるとか最高じゃん」と思ってる部分もあった。
僕にはファンはいないけど、支援してくれる人は少なからずいるだろうな〜と。でも、それはやってみて見事に崩れた。 正直、ビジネスとしてお金を稼ぐ方が圧倒的に簡単。笑
見ず知らずの人に、企画に大事なお金を投じるか?
これを考えないといけないなって。例えば日本に1万人のファンがいるならともかくとして、あったことも話したこともなく、かつまだないサービスだとか企画に汗水垂らして稼いだお金を1000円でも投じたいか?ということ。
それなら吉野家で牛丼たらふく食った方がいい思いできるわけだよ。幸せなんだよ。
この感覚を持って取り組まないと「あれれ?」という経験をするかもね。
僕はブログで5万PVはあって、それなりにネット上では知られてるけど、それと支援されるか?はイコールの関係にはならない。そこにはこんな要素がある。
- 企画は魅力的か?
- あなたの信頼残高は?
- 結局支援者へのメリットってなんなの?
もちろん、超ライトな企画もあって、それはおもしろさがあるから資金を投じてくれるかもしれない。
でも、基本的に人は疑いから入るので、上記3つをしっかり伝える必要がある。
そうでなければ身内から支援されて終わりってことになる。 数万〜30万円程度だったら身内支援だけでクリアできるかもだけど、数百万円規模になると、それだけでは追いつかないって実感。
それでも一般人の僕が初クラウドファンディングで200万円超の支援に成功した方法とコツ
とはいえ、やることをしっかりやれば知り合いも少なく、ファン的な人も少ない人や団体でも大きな支援をいただくことはできる。
僕の場合は僕以外のチームメンバーの努力もありきなんだけど、それでもみんな無名だったからね。
やったことを公開する価値はあるはずだ。
クラウドファンディングで成功するコツ① 期間は長くとっておく。余裕を持つ。
当たり前だけど、支援をいただくことのできる期間は長いに越したことはない。目標額によるけど、最低でも30日は確保したいところ。僕は2ヶ月くらいにした。
これが短すぎると「気づいてもらう前に終わる」とか「たまたま支援してくれる人が金欠だった」などと機会損失がありまくる。
クラウドファンディングは口コミでじわじわ広がる
これはどのクラファンでも同じで、支援者は支援した後にSNSでシェアをしてね的な表示がされる。で、大体の人が「そもそも応援したいから」シェアしてくれる。
そのシェアを見た人が…とい感じで広がっていくんだよね。
そこでもし拡散力ある人が見てくれたら?と。そんな感じ。
基本的には尻上がりになるものだって認識がいいね。長くやったら何かリスクがあるわけではないので、余裕を持った期間を設定しよう。
クラウドファンディング開始までの準備期間も余裕を持って!
「よしやろう!」って思ってすぐ公開….!っていうのもありだけど、付け焼き刃で大丈夫?企画のベネフィットとか魅力はちゃんと作れてる?リターンは?告知文は?ページに入れる文章や写真は?
クラファンは公開するだけでは成功はしない。だっていろんな企画があるわけだし。似てる企画があればより魅力あるものを選ぶよね。
だからしっかり作り込みする必要があるよ。僕は3ヶ月以上余裕持って準備に当てた。サクセスしたことある人に話を聞いて見たり、メンバーと打ち合わせたり、同じような企画でうまくいったケース、失敗したケースを分析したり。
僕のサロンメンバーはクラファン成功率100%なので、そこで意見もらったりとかね。
クラウドファンディングで成功するコツ② 伏線をはること
①に繋がるけど、いきなりクラファン開始してTwitterとかブログで「みんな支援してくれよな!」とか書いてもびっくりしちゃうでしょ?
見る側としては。
なので、あらかじめ公開3週間前くらいから、
- クラファンやるよ!
- こんなことやるよ!
- 達成したらこうなるよ!
みたいな発信をして、いってしまえば期待感を作るとかそういうことをしておくといいよね。
イベントとかやってる人はそこで繋がった人をLINEグループにまとめたりして、そこで告知のための告知をしておくとか。
「なんか楽しそうじゃん!?」的な空気を作れるといいね。
僕はそういうのは苦手だったのと、幸いこのブログがあったのでこんな記事で伏線を出してた。
- クリエイターがもっと稼ぐことも活躍することもできる世の中にしたい
- 人生は名脇役を目指せ!「俺はカリスマになりたい」を捨てた3つの理由
伏線(予告)はしっかり出していこう。そこで書くべきは、あなたがその企画をやるきっかけだとか想いなどのストーリーがおすすめ。
クラウドファンディングで成功するコツ③ クラファンページ内の記事の構成
これはおそらく多くの人が苦戦するだろう部分。
あくまでクラファンであって、ビジネスじゃないので、セールスレターみたいになるとなんかゴリゴリすぎるし、かと言って「支援」をしてもらうためにはなんとなく描いてても心に響かない。かつ、長すぎても最後まで読んでもらえない。
そこを解決する方法をば。
セールスライティングの構成をつかって書く
セールスライティングの構成は、読者が買いたくなるようにするための心理学が盛り込まれてる。つまり行動してもらうための…ってものだ。
ってことは、その原理ってつかえるよね?と。
結局クラファンも「支援してもらう」という「行動」を起こしてもらう点ではセールスに近いものもあるでしょ。
それを学ぶためには、こちらの本がかなりおすすめ。入門編としてはね。
また、こちらの記事も参考になるかと!
「最後までは読まれない」ので画像や動画を利用する
当たり前だけど最後まで読まれることを期待しちゃあかん。そして文字だけだと読み手はしんどいでしょ。
だから画像や動画をしっかり使うこと。
特に上の方に 、
- 活動内容
- ビジョン
- 企画運営者がどんな人か?
がわかる画像だとか動画を入れておくと効果的。
そうすると、一目で興味を引けて、文字で説明する必要がなくなるのでお互いのためになるのよね。
クラファンで支援してもらうために必要なのは、説明<<<<<共感。ってことは文字よりも動画の方がいいわけだよ。
「最後までは読まれない」ので結論から述べていく
最後まで読まれないなら、伝えたいことを最初の方に伝える方がいいよね。で、途中に中身を詰めて最後にまた結論で閉める。
これをサンドイッチライティングっていうんだけど(名付けた)、これは結局セールスライティングにも繋がるんだよね。
セールスライティングにはAIDMAの法則とかAIDAの法則だとかQUESTの法則がある。これは細かくするとこういうこと。
AIDMA(アイドマ)の法則
- Attention(注意)
- Interest(関心)
- Desire(欲求)
- Memory(記憶)
- Action(行動)
AIDA(アイダ)の法則
- Attention(注意)顧客の注意を引く
- Interest(関心) 顧客に商品を訴求し関心を引く
- Desire(欲求) 顧客に商品への欲求があり、それが満足をもたらすことを納得させる
- Action(行動) 顧客に行動を起こさせる
QUESTの法則
- Qualify = 宣言(約束)する
- Understand = 理解を示し共感を得る
- Educate = 教育する
- Stimulate = 刺激を与え興奮させる
- Transition = 行動を促す
とまあ、全部の形見くらべるとわかるんだけど、クラファンに合わせて簡単にいえば、
- 注意喚起(結論&キャッチ)
- 共感や関心を強める(その企画のストーリー)
- 欲求を沸かせる(期待させる。未来を見せる)
- 刺激する(クラファンでいえばリターン)
- 行動を促す(結論)
の順番になるよってことだね。サンドイッチになってるでしょ?
僕のクラファン文章も全く同じ。キャッチに動画を使ったけどね。そこだけ見れば、全て理解できるようにしてる。
クラウドファンディングで成功するコツ④ リターンは驚くほどに用意しろ!
よくあるのは、クラファン開始してから全然リターンが増えないこと。
結局購入型である以上は「このリターンいいなあ」って思う方が支援しやすいわけじゃん。
僕のようにただただ応援するためだけに支援する人もいるけど、そうでない人の方が多い。
なので「欲しいものが手に入る」ようにリターンはあらかじめ候補をたくさん用意しておくこと。選択肢は多いに越したことはないのだ。
僕がクラファンをやったときは、100個くらいのリターン候補を用意しておいた。
クラウドファンディングのリターンは一気に公開しない
ここでもひとつ工夫がある。クラファンにはフェーズってものがあるんよ。
- 初期:盛り上がる。支援が伸びやすい
- 倦怠期:中盤は必ずダレる
- 後期:少し盛り上がる
- 終盤ラスト数時間:一番熱狂する
企画は変わらないけど、時間軸が変わると、支援者側の気分が変わるんだよね。
つまり初期に飛ばしすぎると、そのあとが持たない。
特に倦怠期はクッソ伸びないので、ここら辺でカンフル剤となるリターンを投下するなどして「盛り上がりの平均値」を一定にする努力をすること。
クラファンは途中で企画自体は変更できないので、できるとすればリターンの追加だけ。だからリターンは奥の手の奥の手の奥の手までに用意することがおすすめ。
お手軽価格〜高額までバランスよく配置すべし!
個人の支援者さんはそんなに大金は支援してくれない。というかそんなにお金はないと思った方がいい。
なので初期から3,000円〜10,000円のリターンを用意しておくこと。
個人の支援者さんはよほどでない限りはこの金額に収まる(というヒキコモリズム的統計)。
で、法人さんとか事業主の方は、10~50万円くらいの支援をしてくれる可能性が高い。経費になるしね。実際僕のクラファンでは、初期に50万円近い法人向け支援がポンっと出て一気にのびた。
配分は低価格:高価格=8:2がおすすめ。
クラウドファンディングのリターンは労力をちゃんと考えるが吉
応援してもらうために頑張るのは大事なんだけど、でもものすごい人数に支援してもらったとして、例えばリターンが「みんなに会いに行く」だと、それ自体が目的な企画ならともかく、そうでない場合はいわゆるリターン地獄になることがある。
本題の企画の実行を圧迫することになっちゃう。
なので、おすすめなのは「配るだけリターン」を多くしておくといいよ。
あらかじめ作っておいたものを配布する形。これをやれば時間効率は上がるよね。これが「ひとりひとりにお礼の電話をする」だと、ものすごい大変。 そこらへんのリソースの具合はしっかり考えておいたほうがいい。
クラファンの目的は「支援してもらうことではなく、支援してもらって企画そのものを進めること」だからね。
そのための手段がクラファンってだけでしょ。
クラウドファンディングで成功するコツ⑤ フェーズにあった盛り上げ方をすること
クラファンにはフェーズがあると先ほども書いたけど、それに合わせた盛り上げをするといいよ。
常にわっしょいしてると客観的に見て「ウザい」よね。いくらクラファンって言ってもその本意は「支援して!お願い!」って言ってるわけだから。
それって感覚として「買って!お願い!」と本質的には変わらないのよ。
相手に行動してもらう時点でオファーだからね。 なので、以下のように盛り上げるとバランスいいかなって。
- 初期:盛り上がりやすいので、ゴリゴリ発信する
- 倦怠期:中盤は必ずダレる。だから自分もダレる。後半の戦略を練る。
- 後期:カンフル剤と投下して火を灯す
- 終盤ラスト数時間:一番熱狂する。終わりも近いんだからウザいくらい発信する
僕は②の倦怠期はリターンをちまちま追加したり、活動報告をする程度しか動いてない。だって、みんな寝てるところでわーわー騒いだって、ただの騒音でしょ?
クラウドファンディングの盛り上げ方:初期編
初期はめちゃくちゃツイッターで発信するといい。また、気の知れた人にSNSで紹介してもらうなどして「ああ、なんか盛り上がってるんだな」という雰囲気を出すこと。
僕は自分のやってるサロンのメンバー数名に「シェアしてください!」とお願いした。
また、プレスリリースなどを配信する手もあり。
初期はあらゆる手を使って認知度をあげること。
とにかく初期は認知が大事!
クラウドファンディングの盛り上げ方:倦怠期編
ここは支援者側の熱が冷めてるので、自分もステイすべし。ここで不安になって必死になると必死さが出ちゃう。圧がすごくなっちゃう。
人間心理として必死すぎなのは引くってのがあるので、ケロッとしてよう。笑
ここで焦ってDMとか送って懇願したりしまくると、まるでネットワークビジネスの勧誘かのような印象を与えてしまうからやめとこう。
火のように燃えたかと思えば、山のように動かない時も大事だよ。孫子の兵法だね。武田信玄の風林火山の元になったことば。
「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆。」(故に其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、知りがたきこと陰の如く、動かざること山の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し)
クラウドファンディングの盛り上げ方:後期編
ここからまたエンジンをふかし始めよう。終了2週間前くらいかな。
ここではかなりお得感のあるリターンを出したり、誰かとのコラボリターンを企画したりして「外部に協力してもらって、少しリターンの雰囲気を変える」ってことをするといいよ。
いろんな人が巻き込まれてる感を出すと「なんかいい企画なんだな」っていうイメージもつく。
特に一人でやる場合はこれはとっても大事。一人でやる必要はないんだよね。なんなら僕に協力をお願いしてもいいよ〜。お金はいらないよ〜。
僕の場合は、こういう職人さんを起用したイベントを追加したよ。
クラウドファンディングの盛り上げ方:終盤ラスト数時間編
煽れ。とにかく煽れ。笑
泣いても笑ってもあと少しで終わるわけだから、ゴリゴリ発信してゴリゴリ動くがいいよ。終わりよければ全てよし。やった後悔よりやらない後悔のがでかい。
「あの時もっと…」とかクラファン終了後にいっても遅いしね。
僕自身も、誰になんと思われようと、最後は煽りまくった。深夜までね。
あと2時間。あともーちょい!神様ああああ!
日本伝統文化を世界に広めて、職人たちが海外で活躍できる場を作りたい!! https://t.co/ZhIOzR7B3a @campfirejpより — ヒキコモリズム井上@プロ引きこもり (@luckyman0302) 2017年4月10日
冗談ではなく、こういう煽りをしまくったらラスト2時間で30万円くらい支援いただけたので。最後はもうね、理屈じゃなくて感情だよ。
パッション!エモーション!エボリューション!!!!
さっきも言ったけど、これを常にやるとウザい人になるよ。
でも最後の数時間だとエモさが出るんだよ。必死さの出しどころって大事だよね。
以上が、基礎的なクラファン成功のコツだ。
クラウドファンディングを成功させるコツ:番外編
さて、ここで、基礎的な部分以外に「これってどうなの?」なところに触れようとおもう。上記に合わせてどうぞ。
フォロワーにDMを送りまくるのはありかなしか?
僕の結論は、なし!
客観的にみて、うざくない?気持ちはわかるけど、なんだろう。乞食にしか感じないよね。
特にコピぺなんだなーってDMとかありえないよね。 必死さの出しどころが違うなーって。
例えば常に誰かに与えてるタイプの人とか、有名な人がそれやったらまだいいだろうね。恩を感じてくれてる人なら、許される。有名人なら、うれしいでしょ。
キンコン西野さんがDMしまくって支援が伸びるのは「キンコン西野さん本人からメッセージきた!」ってうれしいから。
でも無名なあなたから「支援求む!!お願い!」って来てもさ…
でしょ。
少なくとも僕はこう感じてしまう。僕は支援しまくってるから、それでDMもらうことも多いんだけど、まさかの2回連続で同じメッセージ来た時はさすがに「ウザい」と思っちゃったもの。
「支援してくれ!」とお願いするのではなく「支援したい!」と相手に思ってもらえる運営をしよう。
クラファンはネット乞食をするシステムではないよ。
クラウドファンディングはビジネスではない
これは混同する人は多いんだけど、クラファンはいくらお金として支援してもらえるからって、ビジネスではないってこと。
あくまで応援するしないの関係。
これをビジネスとして取り組むとまた変わって来ちゃう。
例えばリターンでも、ビジネス色の濃すぎるものは好まれない。やるとしても明らかに安い額でやらないと「売ってる感」ってのが出てしまうよね。
ここら辺は、支援してもらうという立場上、ビジネス系リターンをやるならライトな価格でやるとかそういう工夫は必要。
支援してくれた人こそ巻き込もう
支援してくれたら終わり…ではなく、支援してくれた人こそ巻き込む方が大事。
だって応援する気のある人なんだもの。今後も力になってくれる可能性の方が高い。
だからグループにして何かコミュニケーションの場を用意するでも個別メッセージするでも、関係を深めるための工夫をしよう。新規獲得以上に大事だよ。
これはビジネスでも大事で課金してくれた人を大事にするってこと。新規獲得はついで。 オススメはFacebookグループなどに参加してもらって、コミュニケーションを取ることだね。
クラウドファンディングの成功はゴールじゃない。スタートラインに立っただけ。
途中で書いたようにクラファンは目的じゃなくって手段。そしてスタートラインに立つチャンスを掴むためのもの。
クラファンがサクセスしたところで、それはまだゼロラインなんだよね。
大事なのは、そこからどんだけ世の中に還元していくか?だと思う。
なので、クラファンを成功させることは目的化しない方がいいよ。あくまでプロセスなので、成功して当然。そうじゃなきゃ先がない!って捉え方の方がいい。
よくサクセスした瞬間熱が冷めてる人とかいるけれど、それってスタート地点で離脱してるようなもの。 クラファンの成功=スタートだという認識はとても大事だと個人的には思ってる。
起業するってのは会社を作ることがスタートラインで、そこからどんな価値を世の中に出していくのか?が大事なのと同じだね。
ぜひ、あなたのクラウドファンディングの参考にしてほしいなと。質問は相談はLINE@から受け付けてるので気軽にどうぞ!
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