FX,初心者

FXは資産性がないからやるべきではない?【その認識は間違いです】

FXは資産性がないからやるべきではない

これを徹底的に論破します

FXが労働集約的だと思ってる方はこの記事を読んで考えを変えてみてください。FXが資産性があると信じてる人は、その確信を深めてください。

FXは長期で見れば資産性の高いものですよ

FXが資産性がないと言われる理由

  1. FXはトレードしないと収益にならない(トレードし続けないといけない)
  2. トレードは必ず勝てるわけではない(負ければお金は減る)
  3. 配当などはでない

ここらへんがよく言われるものです

ここで、まず資産とはなにか?をざっくり定義しましょう

資産:持ってるだけで収益を生み出すもの。例えば、株式、不動産、債権など。現代では人気のブログやYouTubeチャンネルも、広告収益が生まれるので資産性があるとされる

例えば、株式は保有してれば配当がでます。債権は金貸しなどが持ってるものですが、金を元手にして利子をいう収益を生み出します。

このように、持ってるだけで儲かるものが資産と言います

例えば株式を1億円分もってるとすれば、配当で年5%でれば500万円儲かります

こういうものを資産と呼びます

この資産をいっぱいもっていれば、配当収入などで時間を使わずに儲けることができるので、お金持ちになるには、この資産を持つことが重要だと言われています

しかし、この配当的収益はFXにはありません

FXの収益は、あくまで売り買いすることでの差益です。いわゆるキャピタルゲインってものです

これしかないので、売ったり買ったりしないことには、お金になりません

その意味では、たしかに資産性はありません。労働集約的です。

「資産性がないからやるべきではない」と言われるのもわかります

しかし、資産と呼ばれるものは本当に資産なのか?を考えよう

資産性があると言われているのは、以下のようなものです

  • 収益を生み出し続ける事業=事業資産
  • 配当を生み出す株式や、家賃収入を生み出す不動産など=金融資産

だいたいはこの2種類に分類されます

会社経営者は、会社という収益を生み出す事業資産をもっています。

そして株主は、その会社の株をもつことで配当をもらう権利を持っています。

上場企業創業者がめっちゃ金持ちになるのは、上記2種類を同時にもっているからです

事業資産からうまれる報酬と、保有株式からうまれる配当、そしてそもそもの資産価値の上昇があるから、ZOZOの前澤氏やソフトバンクの孫正義氏は莫大な富をもっているわけです

HIKAKIN氏は、その上にYouTubeチャンネルという広告収入を生み出し続ける資産ももっているため、ネット上の存在では群を抜いた富をもっているわけです

そう考えると、事業資産作りに奔走した方がいいと思いますよね?

しかし、ここで考えて欲しいことがあります

それが「その資産というのは本当に資産なのか?」ということです

資産価値は、常に変動する

この考えが抜けていると、資産とはなんたるか?を見落とすことがあります

例えば、事業資産。

儲かる事業をつくって、それが安定したとしても、それがずーっと続くわけではないことは容易にイメージできます

会社が軌道に乗っても、それが崩れることはあります

なんせ、企業生存率的に、10年生き残る会社は1割以下ですし。個人事業も同様。

人気ブログや人気YouTubeチャンネルを持ってても、それもgoogleのさじ加減でひっくり返ります

実際に、登録者100万以上の人気YouTuberのラファエルさんはメインチャンネルをBANされました

有名アフィリエイトサイトを運営してても、検索エンジンのルール変更で一瞬でアクセス減することもあります

株式においても、その会社の業績次第では配当がでなくなることもあれば、上場廃止、倒産などで価値がなくなることだって全然あります

実際に、東芝はそうなりかけましたし、JALは過去に上場廃止になりましたよね?

不動産を持ってても、地震などで倒壊すれば資産価値は目減りします

「資産」とは、価値が一定ではない。保証されてるものではないということです

資産性があるものでも、その資産性は変動し、無価値になることも大いにあるということです

10年先も価値が安定してるものを見つける、作るのは難しい

なぜなら、変化が早すぎる時代だからです

まだ1世紀近く昔であれば、テレビもないしパソコンもないので、それこそトヨタや東芝などの黎明期。コカコーラなどもそうでしょう。

時代的にも、戦争で焼け野原になり、あとは上がるしかない状況だったはずです

なのでこの時期に投資ができていれば、復興の波にのって資産価値が大きくなっていたでしょう

しかし今は飽和と変化の時代。

数年前に一斉を風靡した会社のサービスが、数年後にオワコンと言われる時代です

さらに、経済的なショックが来る気配もあります。戦争が起こる気配も感じてる人もいるでしょう。いつどこで大地震がくるかもわかりません。

10年先はまるで SF世界のような未来が想像できる反面、戦争や世界恐慌や大規模災害で真逆の未来になる可能性もあります

東京に大地震がきたら、日本は壊滅的なダメージになるでしょう

アメリカ株だって、ずーっと上がり続けてる時点で、どこで暴落がきてもおかしくないです

つまり、今は長期的にものをみるのは難しい時代と言えます

資産性というものの安定感がないともいえます

FXのスキルは、長期的にみたら資産性の塊

FXは、基本的にはチャートを分析することで売り買いのタイミングを計っていくものです(テクニカル分析といいます)

(世界情勢などをベースに分析するファンダメンタル分析もありますが、テクニカル派が多いと感じます)

このチャートを分析するスキルというのは、FX以外でも使えます

株式でも、先物でも、すべてのトレードに使えます

なので、仮にFXという制度がなくなっても、他の市場で全然使えるわけです。FXは世界通貨統一とかない限りなくなることはないとは思いますけど。笑

そして、そこで勝てるようになった場合、そのルールというのは長く使い続けることができます

なぜなら、FXは誰かと関わることもないし、世界共通ルールなので、第三者リスクもなければ理不尽なルール変更が起きにくいからです

同じ手法やルールが通用し続けやすいということです

実際に、ぼくが師事している億トレーダーは、同じ手法で10年近く専業で生き残っています

たしかに、FXはトレードしないとお金は生まれませんが「相場を読んで利益を生み出すスキル」は資産性が高いと言えます

いつでも使えますし、仮に一文無しになったとしても、そのスキルがあればタネ銭さえ作ればまたふやせます。

さらに、資金が増えれば、同じトレードでも1回単位のトレード収益は大きくなります。なので月1回のトレードで普通の人の年収分くらい稼ぐことも可能です

実際、億トレーダーの人はそれくらい稼いでます

  1. チャートさえあればどの商品、市場でも使える
  2. チャートを読んで勝つスキルがあれば、タネ銭さえ作れば何度でも立ち直れる
  3. 資金が増えれば、同じ手法でも1回のトレードで得られる利益は増える(月1回のトレードで一般的な年収を得ることも可能)

これで「FXは資産性がない」っていうのはちょっと違うなと思いませんか?

ぼくは資産性の塊にみえます

FXの「モノを持たない短期トレード」という優位性

FXそのものには資産性はないことはたしかです。でも、FXで勝つスキルは資産性があるとここまで読んで理解できたかと思います

そして、FXの強みはこれだけではなく「何も持たないこと」です

FXはあくまで、値動きに投資して利ざやを抜く投機なわけですが、これが長期的に考えることが難しい現代にピッタリなのです。

いわゆる資産というものの価値は常に変動していると先ほどかきました。

基本的には株式の保有などは「将来的に株価も業績もあがることに賭けている」と言えます

逆に言えば、株価がさがり、業績もさがれば持ってるとただ損するだけです

下がり続ければ、損失だけ膨らんでいきます

しかし、FXなどの短期トレードの場合「値動きさえあれば上がろうが下がろうがどっちでもいい」ので、下がったら下がったで売りから入れば儲けることができるのです

つまり、リーマンショック級の大暴落相場がきても、FXなどの短期トレードであれば、売っておけばいいわけです

株式を長期で保有する資産として買った人は、このときにやれることは、耐えるか、売って損失確定するか?の2択です。利益にすることはできません

なぜなら購入単価を下回ってるからです。損失がでてるからです

でも、値動きを使って稼ぐトレードでは、暴落しようが値動きさえあればいいわけです

先の読みにくい現代において、この「保有する必要がなく、値動きさえあえばいい」というのは大きな優位性です

そして、相場を売り買いフラットにみてる熟練トレーダーは、暴落タイミングを予見することもできます

チャートを読む資産性のあるスキルで暴落時にぼろ儲けした例

仮想通貨は2017年、おそろしい上昇相場をみせて、誰もが「買ってもっとけば儲かる」といっていた中で、2018年の暴落を察知して上から下までとり、数億円稼いだトレーダーがいます

それがKAZMAXさんです

この方はずっと株や先物をやっていたトレーダーだったのですが、仮想通貨の異常な上昇をみて、いち早く暴落を予見しました

その結果、暴落開始時から売りをたてて、暴落の波をがっつり取り、億の収益をつくりました

  • 膨らむ損失に耐える長期思考の投資家
  • 暴落相場にのって短期でスパッと稼いだ短期トレーダー

結局どっちが儲けたか?といえば後者だったわけです

そしてそのKAZMAXさんは、仮想通貨の動きが弱くなったら株や為替でおなじように稼いでいます

この結果も「チャートを読むスキル」を持っていたからできたものです

それがなく「資産性ガー」といって買ってホールドするしかしない投資家の持ってる資産なるものの価値は今どうなってるでしょうか?

これは、株式や不動産でも起こりうることです

トレードそのものには資産性はないけれど、そこで利益をうむスキルが資産性が高いと証明する好例ですね

事業の売り上げや資産の価値は常に変動します。そこに資産性があってもその価値はゼロになる可能性が高い

けど、行為に資産性がなくても、その価値の変動を使って儲けるFXトレードのスキルは、柔軟性が高く、いつでも使える意味で資産性が高いのです

「FXには資産性がないからやるべきではない」なんてことはありません