- FXをこれから始めたいけど、どういう仕組みかわからない
- 実際に取引する前に、基礎的な知識をみにつけたい
- なぜFXでお金を稼ぐことができるのか謎
そんな疑問に「専門用語をなるべく使わず、わかりやすく」お答えします
この記事を読めば、より簡潔にFXについて理解することができます
執筆者は、現在トレーダー2年目。リスクを抑えたトレードで、始めた当初の資金から25%増えました。
FXとはなにか?具体的かつ簡単に解説します
FX=外国為替取引(foreign exchange)の略
まず、FXとは投資ではなく投機です
- 投資:実態あるものに資本を投資するもの
- 投機:値動きに投資し、差益を狙うもの
というイメージです
例えば、投資は株式の長期保有であったりとか、土地を買うなど「実際のモノ」がついてきます。
株を買えば株券がもらえます(現代は電子データとしてですが)
- 土地を買えば土地を実際に手に入れます
- 金地金を買えば、金が手に入ります
それが投資です
長期で保有し、資産が現物で残りつつ、配当や賃貸収入を得るものが投資となります
では投機とはなんでしょうか?
投機は、現物ではなくその値動きに資金を投じることです。
上記の例でいえば、
- 株の値動きに投資をし、短時間で売り買いをする
- 土地の値動きに投資をし、値上がりしたらすぐに売却する
- 金地金を買うのではなく、値動きに資金をいれて差益をとる
つまり、モノを手に入れることではなく、短期で売り買いすることで値動きをつかって稼ごうとするものが投機となります
投資は長期的。投機は短期的と覚えて下さい。
FXは、CFD取引(差金決済取引=contract for difference)の中の一商品
CFD取引とは、ひとつ前の見出しで説明した「値動きに投資し、売り買いすることで利益を狙う取引」と思ってください。
いわゆる、
- 安く買って、高く売る
- 高く売って、安く買いもどす
ことでその差益で収入になるというものです
CFD取引には、多くの銘柄があります
- ゴールド
- シルバー
- 原油
- 天然ガス
- 日経平均株価
- アメリカの株価指数(ダウ、S&P500など)
その他海外の株価指数
などなど。
FXはその中の「通貨間の値動きに投資する」という商品です
FXの銘柄の複数ありますが、主要国家の通貨同士はだいたい取引できます
CFDの商品でやることは、どれも一緒です
「安いところで買い、高く売る。高く買い、安く売る」
これだけです
現物を買うわけではないので、どの商品をえらんでもやることは変わりません。
ただ値動きがあればいいのです
FXの差金決済ってどういうこと?
僕たち日本人は、円というお金をつかって生活しています
この円というお金ですが、毎日価値が変動してるのです。預金額が勝手にかわることがないのでイメージしにくいかもしれませんが、対〇〇という形式でみると、日々その価値は変動しています
ニュースなどで「ドル円は110.5円」「円高になりあーだこーだ」などと聞いたことはありませんか?
これは、1ドルを買うのにその日は110.5円かかるということです。この数字は随時変動しています。
つまりドルに対して円の価値が変動しているということです
円安とは、〇〇に対して円が安い(〇〇の価格が上がる)。円高とは〇〇に対して円が高い(〇〇の価格が下がる)状態です。
ドル円で言えば、現在が1ドル110円とすると、
- 1ドル130円:円安。円が安いから1ドルの価格が上昇。チャートで見ると上に向かう
- 1ドル100円:円高。円の高くなるので相対的に1ドルの価格が下落。チャートで見ると下に向かう
チャートの画像で見るとこんな感じです。
簡単に言えば、円高の時に買って円安の時に売れば儲かるし、逆も然りってことです。
例えば、1ドル70円のときに10ドルを買ったとします。
そのとき使った日本円は70円×10で700円ですね
そのドルを、1ドル140円のときに10ドルを全部売る(円に戻す)とします
そのとき手元に残る日本円はいくらでしょうか?
140円×10=1,400円
このとき、元金の700円は2倍になっていますよね?
つまり、あなたは700円儲かったということです
これが差金決済です
このように、値動きの中で売り買いをすることで、利益を出すのが差金決済であり、それを外国為替でやるのが、FXということです
日常でも、FXのようなトレードはしているし、日本円の価値は変動している
FXから少し視野を広げて考えてみましょう
先程、日本円の価値は、日本円だけで考えると変動はしないといいました。1万円は1万円でいつも使えますよね
八百屋のおっちゃんが「あんたの1万円にゃ1000円の価値もねえよ!」とは言いません。
でも、対〇〇になると変動する、と先ほどいいました
これは実生活でもしょっちゅう起こっています
例えば、任天堂から新しいゲーム機がでたとしましょう
このとき、こんな現象をよくみませんか?
- 店頭ですべて品切れになり、
- オークションなどで定価以上で売られている
- 本来は3万円のゲーム機なのに、品切れ時にはネット上でそれが5万円で売られていて、そこで買い手がついている
こんなことありますよね
これは、ゲーム機に希少性がついたことによるプレミア価格なんですが、こう考えることもできます
「ゲーム機に対しての日本円の価値がさがった」
売り切れて手に入らないゲーム機の価値があがり、相対的に日本円の価値がさがったということです
「今すぐ欲しいから別に2万円高くてもほしいんじゃ!!!」
的な。このとき、買い手の中で日本円の価値は下がってますよね?
このように、日々の生活の中でもお金の価値は変動しているのです
そして、上記のゲーム機 対 日本円の取引において、
- ゲーム機を安く仕入れて高く売った人:儲かっている
- ゲーム機を高く買った人:損している
という構図ができます
この例では、ゲーム機/円ですが、このような取引をドル/円でやるのがFXです
そしてその値動きをうまく使った人が儲かり、逆の人は損をするゲームなのです
(なお、上記のゲーム機の例は現物なので、高く買った人が売却したら大抵損しますが、実際の差金決済取引は現物がないので、高く売って安く買い戻しても儲かります)
FXはゼロサムゲームどころか、マイナスサムゲーム
これからFXを始める人が理解しておくべきことは、FXはゼロサムゲーム=誰かが得をした分、誰かが損をするゲームであるどころか、マイナスサムゲーム=基本損するゲームということです
カンタンにいうと、構造はギャンブルと一緒ということ。
FXという市場にプレイヤーがお金を投じるわけですが、負けた人の資金が勝った人のものになる
だけでなく、
証券会社(胴元)が毎回手数料を徴収するので、そもそも資金が減っているのです
100人が1万円を市場にベットしたら市場には100万円が流れるのですが、FXの場合、胴元である証券会社に手数料という形で最初にいくらかみんなが払います
それが、ひとり100円だとしたら、市場に流れるお金は、100万円ー1万円=99万円です
つまり、
- ベットした時点でまず全体の資金が減る
- その資金の中で、負けた人の資金が勝った人のお財布に流れていく
ということなのです
構造上は、カジノや競馬、宝くじなどと変わりはしないものになっています
これらの通称ギャンブルも、プレイヤーが市場にお金を投じて、胴元が儲けを確保した残りを勝者にペイアウトするものです
しかしギャンブルよりもFXの方が優位性が高いのは、為替相場という市場は、胴元=証券会社の一存ではルール変更ができないからです
ぼくらが見るチャートは基本的にみんな一緒です。特定の誰かが意図的に操作することはできません。
ギャンブルはそれができてしまいます。
(厳密にはFXでもその可能性があるのですが、それは別記事で解説します)
では、なぜそのマイナスサムゲームで儲かるのか?を事項で解説します
FXの儲かる仕組みとは?具体的かつ簡単に解説します
マイナスサムゲームのFXでなぜ儲けることができるのか?その仕組みを解説します
なお、FXそのものの仕組みは、前項を参照いただけるとわかります。
FXで覚えておくべき仕組みがは2つほどあります
- レバレッジ
- リスクコントロールの主導権
- エントリーの主導権
です
ひとつずつ解説します
FXの儲かる仕組み① レバレッジについて解説
レバレッジ=てこの原理です
いつしか教科書で習ったと思いますが、これは「小さな力で大きなものを動かす力学」です
FXはこの力学をみんなが使うことができます
同時に、この力学があるために、FXはしっかりやれば儲かるようになっているのです
2019年現在、日本ではFXはレバレッジが25倍までかけることができます
これは、例えばあなたの資金が10万円だったとしたら、その10万円の25倍の資金を動かすことができるということ。
つまり、10万円しか資金がないのに、250万円の取引ができるんです
FXのレバレッジ25倍のすごさを、レバレッジ1倍との比較でイメージしよう
FXは正直、預金でもできます。10万円を普通に外貨預金して、利益が出る段階でぜんぶ日本円に戻せば、それもFX取引になります
この状態をレバレッジ1倍と呼びます。あるお金をそのまま取引に使ってる状態です
前項で解説したこれは、レバレッジ1倍です
例えば、1ドル70円のときに10ドルを買ったとします。そのとき使った日本円は70円×10で700円ですね。
そのドルを、1ドル140円のときに10ドルを全部売る(円に戻す)とします
そのとき手元に残る日本円はいくらでしょうか?
140円×10=1,400円
このとき、元金の700円は2倍になっていますよね?
つまり、あなたは700円儲かったということです
これをレバレッジ25倍で取引すると、上記の700円の利益が25倍になります。
つまり17,500円です。
700円の資金で、17,500円儲かってしまうのです。資金は何倍になりましたか?エグいですね。
もちろん、あくまで例であって実際はこんなうまくはいきません。あくまで例です。
この例を、資金10万円使ったケースでご自身で計算してみてください。
レバレッジの威力はイメージできたはずです
このレバレッジがあるので、FXはうまくやれば儲かる仕組みになっているのです
しかし、このレバレッジは諸刃の剣です
FXのレバレッジの使い方を間違えると、破産する
先程は、レバレッジのいい部分だけを書きました。
しかし忘れてはいけません。レバレッジをかけるということは、儲けだけでなく損失も大きくなるのです。
レバレッジ25倍で取引したら、利益も損失も25倍ということです
前項の例で言えば、700円の資金で17,500円の利益がでていますが、逆に700円の資金で17,500円負けてる可能性もあるのです
ここで疑問が湧きませんか?
700円ー17,500円=-16,800円
この元本以下になった損失はどうするの?と。そこで出てくる言葉が「追証」です
FXの追証とは?
追証=損失がでたときに、そのマイナス分を支払う義務
と覚えてください。
もしレバレッジをかけて取引して、大損した場合、その大損を貯金などから補填しなければいけません
これが、FXで多くの破産者を生んでいるわけです
レバレッジを使ってラッキーパンチで儲かったりすると、次も勝てると錯覚してまたレバレッジを大きく使います。
しかしFXは100%勝つことはどんな大物トレーダーでも無理です
ジョージソロスやウォーレンバフェットでも、ふつうに負けます。
100%勝てる人がいたとしたら、それは未来の相場を知ってるタイムトラベラーくらいでしょう。
一般人であれば、負ける確率の方が実際は高いのです(マイナスサムゲームですから)
その結果、大きな損失を被る→追証が払えない→破産…となるわけです
これがよくある失敗パターンです。本当によくあるので、気をつけましょう
レバレッジは、強力な武器ですが、その分使い方を間違えると自分を殺します
(レバレッジの正しい使い方に関しては別記事でまとめます)
じゃあ、そのもろ刃の剣のレバレッジがなぜFXで儲かる仕組みと言えるのか?その理理由を次項で解説します
FXの儲かる仕組み② リスクコントロールの主導権
FXがいわゆるギャンブルと同じ仕組みなのに、ギャンブルよりも優れてるのは、このリスクコントロールの主導権を自分が持っていることです
言い換えれば、立ち回り方を自分で決められるので、運ゲーではないってことです
競馬やパチンコ、カジノや宝くじは、このリスクコントロールが自分でできない運ゲーです
どの馬が勝つかなんて結果出るまでわからないし、宝くじだってそうです。予測はできてもコントロールできません。馬券かったあとは願うだけしかできません
しかも、胴元のさじ加減でルールがどうとてもいじくれます
宝くじは、アタリなしにしようと販売元が思えばできてしまいますよね。パチンコも、お店のさじ加減で当たらないよう調整ができます
しかしFXの場合、為替市場はオープンかつ巨大すぎるので、一企業、一個人ではルール改変ができません
国家予算ばりの資金があればわからなくもないですが、それでも難しいでしょう
国家ごとのレバレッジ規制の違いだとかはありますが、意図的に為替を操作することはまずできないのです。
あなたがみてる相場も、ぼくがみてる相場も、某国のジョージさんがみてる相場もみんな基本的には同じです
(厳密に言えば、証券会社がレートをもらってるリーディングプロバイダ=銀行だとかの違いでビミョーには変わりますが、ほぼ同じです)
つまり、外部によるルール改変やコントロール要素が少ないのです
- レバレッジをどれだけかけるかも自分で決定できます
- どれくらいの損を許容するのかも自分で決定できます
- どれくらいの期間、玉を保有するかも自分で決められます
- 損きりする場所、利食いする場所も自分で決められます
リスクのコントールが自分でできるのです。
「あ、これやべえな」と思ったらすぐに決済することもできるし、「ここはレバレッジ抑えておこう」というのもできます。
ゲーム中にこっちで勝手に立ち回ることができるのです
しかし競馬などは、馬券をかって、馬が走り出したら「やっぱやめた」はできません
レバレッジも、このリスクコントロールを自分でうまくやれば、致命的な損失を被ることはなかなかありません。
FXの儲かる仕組み③ エントリーの主導権について解説
FXが儲けることができる仕組みとして、このエントリーの主導権もあります
リスクコントロールに関して書いた前項でも書きましたが、FXはみてる相場はみんな一緒であり、誰かがコントロールすることは基本的には無理です
なので、自分自身の立ち回りがすべてです
リスク=どう損を限定するかのコントロールができるのと同様、エントリーをどこでするのか?も自分で決めることができます
「うーん、ここはどうだろうか?」と思ったら、エントリーしなければ利益もでませんが損もしません
「ここはいける!」と思ったところだけ入るということが可能です
つまり、優位性があるなあと思うところだけエントリーすればいいんです
誰かに「ここで入れ!」と強制されることはありません。
この優位性あるエントリーをするための要素が、
- トレード手法
- トレードルール
なのですが、これも自分で決めることができます。
勝つ見込みの高い手法やルールができれば、あとはそれに沿っていけば勝ったり負けたりしながら「トータルでプラス」という状態へ到達することができます
プロのトレーダーもそうやってトータルで勝っているわけです
エントリーの主導権も、リスクコントロールも自分でできる
かつ、みてる相場はみんな同じ
なので、自分自身のたちまわりをしっかりすれば、運の要素を全て排除していくことができます
だから、レバレッジをうまくつかい、正しい立ち回りができれば、FXはギャンブルではなくなるのです
ここらへんの手法の見つけ方などは、別記事でまとめます。
FXで儲けるために重要なもの=リスクリワード比率と期待値
FXではエントリーの主導権を自分がにぎっていて、そこに柔軟性があることは前項で書きました。
そして、このエントリーの主導権の中で最も重要なのが、リスクリワード比率と期待値です
- リスクリワード比率=負けたときの損失と、勝ったときの利益の比率
- 期待値=自分の想定してる通りに行く可能性
です。
FXは極論言えば、やることは売り買いだけ。
そして利益がでるならば、どこで買ってどこで売ってもいいのです。
「必ずこうしなければいけない」ということもありません
いっとき、大きな含み損をかかえても、最終的に利益になればそれは正解とも言えます。
でも、もしこういうトレーディングをしてたらどうでしょうか?
この場合、勝った時の利益<負けた時の損失ですよね。だいたいリスク3:リワード1ってところでしょうか。むしろここまで上がってこずにそのまま下がっていくこともあります。
仮に何回かこれで勝ったとしても、FXに勝率100%はありません
もし連敗した場合、利益をすべて吐き出してしまいます。リスクリワードが悪いからですね。
でもこっちだったらどうでしょうか?
この場合、リスク1:リワード3くらいです(いや、もっとか!)
これはつまり、3回負けても1回勝てれば損失をペイできることになります。
つまり、勝率35%程度あれば資金は増えていくのです。
そして、期待値とは、このように「損失は1に抑えて、利益は3を狙おう」と考えたときに、その通りになる可能性が高いかどうかを表します
これが高ければ、自分の思った通りにいく「可能性が高い」ので、勝率があがっていきやすいわけです。
そしてその期待値の高いエントリーをするために作るべきなのが、エントリー手法とルールということになります。
なぜFXではリスクリワードが重要なのか?
FXは、行動パターンが基本的には買うか売るかの2択なので、こう思う人が多いです
「勝率は50%なんじゃないの?」
理論上はそうなるのですが、経験上、実際はそうはなりません。
なぜなら、ちょっと逆行して損きりしてしまうとか、急な値動きで損きりにヒットするなどするためです
なので、いわゆる常勝トレーダーと呼ばれる人たちでも、勝率が「よくて50%」だったりします
このページでも書いているように、FXは基本的にはマイナスサムゲームで、エントリーした瞬間にまず負けてる状態になります
さらに一般トレーダーが戦うのは、プロトレーダーたちです。
言い換えれば、負ける期待値の方が高いんです
なので「勝率が低いこと前提」で戦うしかありません。
勝率が低いということは、損することの方が多いということです。
この状態で、10回トレードして、勝率30%、リスクリワードが1:1(勝ったら+1万円、負けたら-1万円)だったらどうでしょうか?
勝ち3回=利益3万円
負け7回=損失7万円
合計:-4万円
負ける回数の方が多いわけですから、資金はどんどん減りますね。
では、同じ条件でリスクリワードが1:3(勝ったら+3万円、負けたら-1万円)だったらどうでしょうか?
勝ち3回=利益9万円
負け7回=損失7万円
合計:+2万円
負けの回数の方が多いのに、利益がでました。リスクリワードが良ければ、これができるわけです
ちなみに以下の画像は僕の口座の履歴です。
パッと見た感じ、負けてる回数の方が多くないでしょうか?でも月間トータルでは10万円の利益が出ています。
見ていただくと分かる通り、小さく負けて大きく勝っていると思います。
しっかり学び、経験して自分なりの手法やルールができれば、このようなトレードを続ければいいだけになるのです。
FXはここらへんのコントロールが自分ですべてできるため、しっかりやれば稼ぐことができるんですね。
FXで破産する可能性は?
FXと聞くと、やはり大損こいて破産…っていうのを想像する方が多いですよね。あとは脱税とか。
そういうニュースはテレビなどで大きく報道されるので、そういう危険な印象が強いかもしれません。
たしかに、破産する可能性は誰にでもあります。
しかし、あれはここまでで解説したリスクコントロールがうまくできていないからこそ起こるものです。
- レバレッジを最大につかって無茶なトレードをする
- しっかり考えずに適当なエントリーを繰り返す
- 借金したお金で取引をする
など「無鉄砲な取引を繰りかえせば」それは資金は減りますし、大損食らって破産することもありえます。それはギャンブルでしかないからです
でも、資産運用としてしっかりリスクを管理すれば、経験上ですがなかなか破産できるものではないです
実際、ぼくは2年ほど相場に向き合っていますが、未だに初期資金を下まわったことはないですし、とかしたこともなければ追証もくらってません。
ぼくはまだトレード収益だけでご飯を食べてるわけではない底辺トレーダーですし、レバレじそのレベルでも大損も破産もないことから破産することの難しさを想像していただければと。
僕自身は、勝つこと以上にリスク管理をとにかく徹底しています
世界一の投機家であるジョージソロスはこういいました。
「生き残れ。儲けるのはそれからだ。」
FXとは、仕組みを理解すればたしかに稼げる資産運用です
この記事の内容をまとめると、
- FXとは:CFD(差金決済取引)の中の外国為替取引である
- 通貨間の値動きに投資することで収益を得る投機である
- レバレッジという仕組みがあるから、収益化しやすい
- レバレッジは=リスクでもあるので、リスクコントロールなどが大事
- 仕組みを理解し、正しく取引すれば、ギャンブルではなく資産運用となる
- 正しい取引をしている限りは、大損や、破産可能性は意外と低い
ということです。
ここまで読んだいただいたあなたには、FXとはなにか?どういう仕組みで稼げるのか?など理解いただけたはずです。
…
最後に余談ですが、個人的にFXはビジネスや投資よりも、スポーツ、特に筋トレに近いものがあるなと感じています
僕自身は、経営の立場も経験したこともありますし、個人事業主ですのでいろんな事業をみてきました。投資も現在進行形でしています。
ビジネスは正直、運や時代、センスの占める要素は意外に多いです。
ただしく努力しても、それが報われないことの方が多い。
- 強い競合の出現
- 時代の変化
- 事業センス
- 運
など、自分以外の要素から起こるアンコントローラブルな部分がとても多く、頑張ったから必ずしも結果がでるものではありません。
努力が正当化されないといってもいいでしょう。
しかしFXなどのトレーディングにおいては、どこまでいっても自分の努力のみです。
相場は誰もが同じものを同じルールでみているわけですから、そのなかでどう自分が動くのか?という要素しかありません。
ただしく努力し、行動すればそれがそのまま勝ちという結果に反映され、そうでなければそれも負けという結果として反映されます。
つまり、コツコツでも確かに努力をすれば一定レベルには到達できるといえるでしょう。
これはスポーツに近いのです。
スポーツにも、確かに天才はいますが、努力でそこに食らいつくことは可能です。ルールも世界共通なので、自分の努力次第で結果がついてきますよね。
とくに筋トレは、敵がいないのでただ自分と向き合い自分を高めていくことのみに集中します。
そして筋トレは、努力が自分の肉体に「必ずそのまま」反映されます
筋肉は裏切らないといいますが、これ、間違いないです。笑
まあなにが言いたいかっていうと「トレードとは努力が必ずどこかで反映されるし、理不尽はない、筋トレのようなもの」ということです
副業などする際には、いろんなものがありますが努力がしっかり反映されるものが好みの方は、FXは構造上とても相性がいいと思います。
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